きのうの続き、さっそく実例で
きのうのブログでは、各チームの日次ログページで様々なフィルターを使ってデータをいろんな角度から切れることをお伝えしましたが、きょうはさっそくフィルターを駆使して「こういうことは、今季どれくらいあったんだっけ?」と調べられる実例を見てみたいと思います。
9月5日、巨人・浦田選手のあの二盗
広島戦の9回2死、1点ビハインド。一塁走者は浦田選手。ここで刺されたら、その回の攻撃はそこで終わり——という場面で、浦田選手は二盗を決めました。
こういう「あと一つアウトになったら攻撃終了」の場面で成功した盗塁って、今季どれくらいあるんだろう? というのを、個人成績のランキングページのフィルターで実際に調べてみます。
フィルターで条件を絞り込む
使うのは「選手別盗塁ランキング」ページの盗塁詳細フィルターです。
- 点差:ビハインド
- イニング: 9回以降
- アウトカウント: 2死
- 塁状況: 一塁のみ(二塁・三塁はランナーなし)
- 企図塁: 二盗
この5つを組み合わせるだけで、「終盤ビハインドの2死一塁から二盗を試みたケース」だけが抜き出せます。
結果は10企図中9成功
2026年レギュラーシーズン、ここまでで該当するのは10企図。そのうち9つが成功していました。

「刺されたら試合終了」というプレッシャーのかかる場面でも、決める選手はこれだけいる——という数字が、フィルターを駆使することで見えてきます。
おまけ:その後、得点にもつながっている
もう一つ、このページでわかることがあります。この場面で二盗を決めた9件のうち、3件はその後に得点が入っていました(得点率33.3%)。
比較として、点差やイニングを問わず「2死・一塁のみからの二盗成功」全体(2026年ここまで215件)で見ると、その後の得点率は21.4%です。サンプルが9件と少ないので参考程度ですが、今回のような場面の二盗の方がやや高めに出ています。
走者だけじゃなく、投手・捕手側も見られます
このランキングページは、集計の視点を「走者」から「投手」「捕手」に切り替えられます。同じ絞り込み条件のまま視点を変えるだけで、この場面で走られてしまった投手・捕手側も同じように調べられます。
気になるチームの投手・捕手がこの場面でどうだったか、ぜひ下のリンクから覗いてみてください。