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まごのてアワーズ⑥~残された走者をかえさなかったで賞~ 前の投手が残した走者を、ほとんどかえさなかった救援投手は?

授賞式の舞台で、トロフィーを手に照れる受賞者に、記者証をつけたブンタがICレコーダーを向けて取材しているイラスト(「MAGONOTE AWARDS」のバナー入り)

「まごのてアワーズ」の第4回です。

第6回は、救援投手の話です。前の投手が走者を残したまま降板し、ピンチの場面でマウンドに上がる。そこで、残された走者を還さずに切り抜けられたかを数えました。

先にお断りです。これは、サイトの画面では見られない、データベースの中から割り出したデータです。 第1回の冒頭で説明した2種類のうちの、こちらのほうです。公式の表彰とは、もちろん関係がありません。数字は、すべて2026年のレギュラーシーズン(143試合×12球団)のものです。

なお、今季はNPBセ・パ両リーグの公式表彰として、救援投手に贈る「損保ジャパン HIKESHI賞」が新しくでき、すでに受賞者も発表されています。こちらは、獲得したアウトを走者の状況で重みづけしてポイントにし、自分で出した走者や許した得点を差し引いて選ぶ賞です。

今回の賞は、それとは切り口が違います。アウトの数や自分で出した走者は数えず、前の投手が残した走者を還さなかったかどうか、その1点だけを見ています。同じ救援投手の話なので似て見えますが、別の物差しによる、このサイト独自の集計です。

数え方

  • 対象は、試合の途中で登板した投手が、**登板したときに塁にいた走者(引き継いだ走者)**です。
  • その投手が投げている間に、引き継いだ走者がホームに還ったかどうかを数えます。還った走者の失点は、記録上は前の投手に付きます。
  • 引き継いだ走者が還ったかどうかは、登板中に入った点と、前の投手たちに付いた失点から割り出しています。走者ごとの記録をたどったものではないので、まれにずれることがあります。

2026年、走者を背負って登板した場面は735回、引き継いだ走者はのべ1,352人でした。そのうち還ったのは426人。**約3割(31.5%)**です。

20人以上引き継いだ投手で探しました

引き継いだ走者の数は、1人あたり多くても45人です。そこで、20人以上を引き継いだ投手を対象にしました(セ4人、パ5人)。人数が少ないので、15人以上に広げた場合も見ておきます(セ9人、パ11人)。

🏅セは、中川皓太投手(巨人)

セの1位は、巨人の中川皓太投手です。11度の登板で20人の走者を引き継ぎ、生還を許したのは2人だけでした(.100)。表は、20人以上の4人全員です。

順位 投手 引き継いだ走者 生還 割合
1 中川皓太(巨人) 20 2 .100
2 船迫大雅(巨人) 45 10 .222
3 阪口皓亮(ヤクルト) 22 8 .364
4 齋藤綱記(中日) 28 12 .429

15人以上に広げても、中川投手の1位は変わりません。

🏅パは、堀瑞輝投手(日本ハム)

パの1位は、日本ハムの堀瑞輝投手です。12度の登板で24人の走者を引き継ぎ、生還を許したのは3人でした(.125)。表は、20人以上の5人全員です。

順位 投手 引き継いだ走者 生還 割合
1 堀瑞輝(日本ハム) 24 3 .125
2 八木彬(ロッテ) 27 7 .259
3 柴田大地(楽天) 28 9 .321
4 黒田将矢(西武) 20 7 .350
5 権田琉成(オリックス) 22 13 .591

20人以上の顔ぶれが少ないので、15人以上に広げると、オリックスの入山海斗投手(15人中1人、.067)が1位になります。パの1位は基準しだいで動きます。

いちばん多く引き継いだのは

12球団でいちばん多くの走者を引き継いだのは、巨人の船迫大雅投手です。21度の登板で45人。そのうち35人を還しませんでした。2位(28人)を大きく引き離す人数です。

数字の読み方

  • 20〜45人ほどの数字です。1人の走者で割合が大きく動く範囲です。
  • 引き継いだ走者が還るかどうかは、走者が何塁にいたか、アウトがいくつだったか、守備にも左右されます。投手1人の力だけを測るものではありません。
  • 走者を残して降板した前の投手の評価とも、関係ありません。

次の「まごのてアワーズ」も、また別の条件で探します。

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