「全打席」ページの使い方、今日は2回目です。表示列のボタンのうち「得点圏など」と「カウント」を足して使ってみます。
例に使うのは、10月1日の阪神-巨人(甲子園)です。延長12回まで戦って、2-2の引き分け。この引き分けで、阪神の優勝へのマジックナンバーは「2」になりました(マジック検証ページの10月1日終了時点で「M2点灯」)。
「得点圏など」を押すと、3つの列が足されます
「得点圏など」のボタンを押すと、「先頭」「代打」「得点圏」の3列が足されます。
- 先頭:その回の先頭打者の打席
- 代打:代打で出た打者の打席
- 得点圏:二塁か三塁に走者がいる状況の打席
それぞれ✓が付いた打席だけに、列の見出しの下のプルダウンで絞り込めます。
10月1日を、得点圏で絞ってみる
日付に「2026-10-01」を入れて、「得点圏」を✓にしてみます。
絞る前の10月1日の阪神は、54打席で14安打、打率.311でした。ところが「得点圏」に絞ると、テーブル右上に出しているサマリーの帯の値が変わります。
21打席、16打数1安打、打率.063。1打点、4四球、6三振。
得点圏以外の33打席では13安打が出ていた日に、得点圏では21打席で1安打でした。1安打は、9回の大山悠輔選手の中前安打(打点1)です。

代打だけに絞る
「代打」を✓にすると、代打の打席だけが並びます。10月1日は4打席で、三振が3つ、中飛が1つ。4打数0安打でした。

「連続」も、絞って並べれば見えてきます
①で予告した、「得点圏で何打席連続で打てていないか」「代打が何人連続で凡退しているか」も、この✓を使って見ることができます。「得点圏」や「代打」で絞って、日付順に打席結果を上から読んでいくと、安打が出るまでの打数が数えられます(四球や犠打は打数に入れずに飛ばします)。表が自動で連続を数えてくれるわけではないので、目で追い、セル選択(PCのみ)で数えるという形です。
2026年の阪神で数えてみると、次のとおりでした。
- 得点圏の連続無安打:最長は23打数(打席では28。9月5日〜9月14日、9月15日に右前安打)。10月1日の時点では3打数(打席では5。9回の大山選手の安打のあと)
- 代打の連続無安打:最長は28打数(打席では30。8月27日〜9月19日、9月20日に三塁内野安打)。10月1日の時点では9打数(打席では10。9月23日の左前安打のあと)
打席の数には、打数に入らない四球・死球・犠打も含めています。
「カウント」を押すと、B・Sの列が足されます
「カウント」のボタンを押すと、B(ボール)とS(ストライク)の列が足されます。これは、その打席の最後の1球を投げる前のカウントです。四球ならB=3、三振ならS=2になります。
10月1日の10回、阪神の工藤泰成投手が投げた4打席も、見てみましょう。「守備」に切り替えて、投手に「工藤」と入れると、工藤投手の今季の全打席が並びます。

絞ると、上の帯に77三振と出ます。231打席で77個。打席結果の列にも「空振り三振」「見逃し三振」がずらっと並び、工藤投手の奪三振の多さがパッと視覚的にとらえられます。登板40試合以上の投手50人で、打者あたりの三振の割合を比べると、工藤投手は33.5%で5位です(50人の平均は24.2%)。
10月1日の4人は、松本剛選手が投ゴロ(カウント1-1)、泉口友汰選手が四球(3-1)、B.ダルベック選手が見逃し三振(2-2)、門脇誠選手が空振り三振(3-2)。この四球は、8月30日以来でした。登板した9試合続けて四球がなかったので、久々です。
3ボールになった打席が2つありましたが、今季55登板のうち、工藤投手が1試合で2打席以上を3ボールにした登板は11回あります。
そこで「B」を「3」に絞ってみます。
42打席、被打率.179、13四球、12三振。

3ボールにした割合は、230打者のうち42打席で18.3%(50人の平均は17.9%)。ここは平均並みです。ところが、3ボールにした42打席のうち、四球になったのは13(31.0%)。50人の平均は40.4%で、少なめ(9位)でした。3ボールになることはあっても、そこから四球にしない、というタイプの投手ということが見えてきます。
(40登板以上の50人は2026年のみ、敬遠を除いた数字です。42打席は多くはない数なので、傾向として見てください。)
ここまでのまとめ
- 「得点圏など」は、先頭・代打・得点圏の✓で絞れる列
- 絞ると、上の帯の打率や三振数が、その条件の数字に変わる
- 「カウント」のB・Sで、3ボールや2ストライクからの結果を分けて見られる
次回は「打順など」です。打順、先発守備、そしてその試合の何打席目か、という列を見ていきます。