「まごのてアワーズ」の第3回です。
第3回は、「投手が打席に立ったとき」です。セ・リーグがDH制なしで戦う最後のシーズンとなった2026年。相手の先発投手が打席に入ったとき、投げる側の投手は、その打者を抑えきれたのか。投手同士の対戦を数えました。
今回は、サイトで実際に探して見つけられるデータです。 第1回の冒頭で説明した2種類のうちの、こちらのほうで、探し方はこのあと紹介します。 公式の表彰とは、もちろん関係がありません。数字は、すべて2026年のレギュラーシーズン(143試合×12球団)のものです。
数え方
- 対象は、その試合に先発投手として出場した選手の打席です。リリーフ投手の打席や、投手の代打は入れていません。
- パ・リーグは指名打者制なので、投手が打席に立つのは、セの球団の本拠地での試合(交流戦を含む)です。そのため、今回はセ・パに分けず、12球団で1人の賞にしました。
2026年、先発投手の打席は1,697打席ありました。1,455打数142安打で、打率は**.098**。三振は753で、打席の4割を超えています。犠打は193でした(この全体の数字は、データベースから数えたものです)。
30打席以上の対戦で探しました
投手と対戦した打席は、1人あたり多くても47打席です。そこで、30打席以上対戦した投手20人を対象にしました(全員セの球団の投手です)。
🏅中日のK.マラー投手
20人の中で、1本もヒットを許さなかったのは、中日のK.マラー投手ただ1人でした。
- 対戦:34打席、26打数0安打
- 三振15、犠打7、四死球1
- 対戦した投手:16人
| 順位 | 投手 | 打席 | 打数-安打 | 被打率 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | K.マラー(中日) | 34 | 26-0 | .000 |
| 2 | 井上温大(巨人) | 36 | 34-1 | .029 |
| 3 | 東克樹(DeNA) | 37 | 30-1 | .033 |
| 4 | 栗林良吏(広島) | 30 | 24-1 | .042 |
| 5 | 石田裕太郎(DeNA) | 39 | 36-2 | .056 |
16人の投手と対戦し、いちばん多かったのはDeNAの入江大生投手との4打席(2打数0安打、犠打2)でした。
今季、すべての打者に対するマラー投手の被打率は、446打数103安打の.231です。
サイトでの探し方
ランキングの「個人」→「投手」を開き、次のように絞ると、この20人がそのまま並びます。
- 集計値切替を「打席ベース」にする
- 左のフィルターパネルの「打席詳細フィルター」で、先発守備を「投手」にする(相手の先発投手の打席だけになります)
- 表の「打席」の列の見出しで「30以上」に絞る
- 「打率」の列を、低い順に並べ替える
一番上に、被打率.000のマラー投手が出てきます。
打っても、マラー投手
マラー投手は、自分が打席に立つ側でも目立っていました。先発投手として43打席に立ち、42打数8安打(.190)、本塁打2本、10打点。今季、先発投手が打った本塁打は12球団でこの2本だけです。
投手の打席を打ち取り、自分の打席では打つ。投手どうしの対戦の、両方の側で名前が出てきました。
おまけ:同じ条件で、被打率がいちばん高かったのは
「まごのてアワーズ」では、1位のほかに、同じ条件で数字がいちばん高かった(低かった)選手も、少しだけ紹介していきます。公式の表彰ではなく、ごく限られた条件の数字です。選手の実力や調子を表すものではありませんので、気軽に見てください。
同じ30打席以上の20人で、被打率がいちばん高かったのは、中日の大野雄大投手です。36打数6安打(.167)。今季、すべての打者に対する被打率は、513打数110安打の.214でした。
数字の読み方
- 30〜40打席ほどの数字です。1本のヒットで順位が入れ替わる範囲です。
- 相手の投手が送りバントをする場面も多く、「打数」は打席より少なくなります。犠打は、ヒットを許さなかったことにも、打ち取ったことにも数えていません。
次の「まごのてアワーズ」も、また別の条件で探します。