「先発」を見てみる
「登板投手一覧」ページの使い方ガイドの続きです。 今回は楽天・伊藤樹投手を例にします。9月22日の日本ハム戦、5回を7安打4失点、5奪三振で降板しました。この試合、伊藤投手が降板した時点で楽天は1点リード。そのまま試合が終われば勝ち投手の権利がある状態でした。
表示設定で「先発」をオンにすると、まさにこの「勝ち消え」という列が出てきます。リードした状態で降板したのに、その後リードを守り切れず勝ちが消えたケースに✓が付く列で、伊藤投手のこの試合もここに✓が付いています。反対に、負ける流れだったのが味方の反撃で帳消しになるケースは「負け消え」に✓が付きます。
この表示設定には、QS(クオリティスタート)・HQS、援護率・援護対象回・援護点といった、先発投手ならではの列もまとめて並びます。伊藤投手の場合、9月1日・9月15日の登板にはQSの✓が付いていました。

「登板時状況」を見てみる
伊藤投手の次に登板した投手は、6回0死・1点リード・先頭打者からという場面で登板しました。これは「登板時状況」の列(登板時/得点・登板時/失点・登板時/点差・登板時/回・登板時/死・登板時/塁)を見れば一発で分かります。走者を受け継いでのピンチ登板だったのか、それともまっさらな場面から始まったのか、結果を見る前にまず「どんな状況で投げ始めたか」が確認できるのがこの列の使い方です。

「またぎ」「連投」も
9月6日の日本ハム戦では、楽天・泰勝利投手が7回2死から登板し、8回もまたいで無失点に抑えました。「救援」表示設定の「またぎ」列を見れば、イニングの途中から入って次の回もそのまま投げ切ったかどうかが分かります。「間隔」列に「中0日」と出ていれば連投だったこともすぐ分かります。

というわけで
先発が築いたリードを、救援がどんな状況で受け取って、どう投げたか。「先発」「救援」「登板時状況」を組み合わせると、1行の登板の裏側がだいぶ見えてきます。
ちなみに、個人の投手ランキングページでも表示列切替を「先発データ」にすると「勝ち消え」「負け消え」の通算列が出せて、シーズンを通じてどの投手にそれが多いかも見られます。これについてはまた別の記事でご紹介します。